Global Healthの世界で働く経営コンサルタント

Global Healthの世界で活躍する

読書感想文

2021年振り返り(エンタメ)

まず、大きな話から。2021年は1月から悲しいことがありだいぶ落ち込んでいた。 仕事はオンラインベースで7月まで続け、その後10日間ほど国内を旅行し、8月からアメリカ留学。9月には病気の友人の見舞いに一時帰国し、10月からはひたすら留学先で勉学に励んで…

『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 子供とともに今を学ぶ

『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』★★★★★ 最高。海外で子育てをする可能性のあるすべての人にオススメです。 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 作者:ブレイディみかこ 発売日: 2019/06/21 メディア: Kindle版 筆者は九州育ちの日本人…

『プロジェクトマネジメント』山口周著。自身でプロジェクトマネジメントを行って初めて価値の分かる本。

一年前、自身がプロジェクトのメンバーであったときにはその価値がわからなかった。 自身のプロフェッショナル・バックグラウンドで言うと、外資系消費財メーカーでマーケティングや広報でいたときは、プロジェクトのメンバーや、小さなプロジェクトのリーダ…

『異文化理解力』感想。自戒を込めて、どの文化も自分が正しいと思っている。

いまさらですが、読みました。インドで、日本人の僕は、コンサルトして、働いています。クライアントは日本企業かインド企業がほとんどですが、プロジェクトでは、東南アジア/アフリカ/アメリカ/中東まで範囲にしています。言ったら、日本的なグローバル…

『ワセダ三畳青春期』 大人になるってことは自分以外の人・モノの為に生きることかもって思った。

大好きな高野秀行さんの作品。彼の所属していた、早稲田大学探検学部というのは本当に凄いところで、アマゾンから中東からアジアのアヘン地帯からとにかく世の中の秘境を探してそこに訪ねるという冒険家の集まりなのだ。その中でも、高野さんは多分ずっとそ…

『傷口から人生』 感想 自分の人生を生きてくためには……巡礼!!

ふとした事で、出会った本。今気づいたけど著者の小野さんは多分友人の友人だと思う。 社会人一年目の時に、「まれびとはうす」は友人が出入りしていた気がする。 前の会社との契約を終え(その辺りのことはここに書いた)、初めて自分で事業を興して生きて…

『なぜ人と組織は変われないのか』ロバート・キーガン(書きかけ)

ロバート・キーガン先生の『なぜ人と組織は変われないのか』を読んだ。 確か前職に在籍してた時にも読んではいたんだけど、当時は組織開発や人材開発ということを仕事にしていたわけではないので、自社のことと自分のことを考えていたように思う。 最近、ひ…

『リーダーは自然体』(増田 弥生 金井 壽宏 )を読んで

『リーダーは自然体』(増田 弥生 金井 壽宏 )読みました。めっちゃ面白かった。 僕はプライベートでも仕事でも全ての人がリーダーシップを発揮するのが理想だと思っているので、興味深く読みました。 読んだ感想としては、今僕が自分の組織にいて感じてい…

『嫌われる勇気』を読んで。「今ここを生きるということ」

『嫌われる勇気』という本がベストセラーになっている。友人が紹介していたので本屋で手に取ってみた。タイトルの嫌らしさと外観を見て、「あざといし、いけてないなあ」と思ったのだが、目次と中身を読んで止まらなくなったので購入した。 内容を読んでの感…

2014年1月に読んだ本

『シークレット・レース』 今年一番の傑作。レースに勝つためには誰もが薬を使わなければ行けなかった時に誰が、それを使わないで要られるだろうか。スポーツから薬がなくなりますように。ほんとに?ジャック・ハンマーの生き方を美しいと思う僕にはそれは言…

転職関連の本を読んで

前に、勝負に挑むマインドセットについてという文章でも書いたんだけどまた同じことを思いました。 転職に関しても、思い悩んでも無駄だなってこと。 結局転職するならするって決めて、いつまでに、どこに、なぜだけを決めるのかと、スケジュールを決めたら…

『藝人春秋』感想。今年ベスト

今年読んだ本ベスト1! お笑い芸人浅草キッドの水道橋博士こと小野正芳さんの新作。 内容紹介はアマゾンより (内容紹介) 人気漫才コンビ・浅草キッドの一員であり、芸能界ルポライターをも自任する水道橋博士。現実という「この世」から飛び込んだ芸能界…

自分の小さな「箱」から脱出する方法

これは確かにすごい本だ。ある友人から紹介されたんだけど、正直一度読んだことがあったのであまり期待せずに読んだ。 読んでるうちに、自分が働いてきた2年半がすごく頭に浮かんできた。 自分が「箱」に入ってたから、一年目の上司のことを必要以上に悪く…

『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』を読んで。

0.久々 久々に文章を書きます。ずっと文章を書いていなかったのは、一つには先輩がこのブログを読んでいて恥ずかしかったから。もう一つは、引っ越しをしてから忙しくてなんかやる気がしなかったから。 また書こうとおもったのは、僕は書いておかないとい…

最近3ヶ月ちょいの雑感

1.獣医になりました。 今更ですが、2013年4月1日から獣医師になりました。 2012年の後半はこの資格のためにほとんど捧げていたので、受かったらめちゃくちゃ嬉しいのかと〜思っていましたが、そこまでの感動は無く、、「これでテストとはおさら…

2012年振り返り(趣味編)

『Documentary of AKB48 show must go on少女たちは傷つきながら、夢を見る』 働いてて時間がなくてもやってしまうくらい好きなものが趣味ならそれはやっぱり読書なわけで。学生時代は年間200冊は本読んでたけど、働きだしてから50冊くらいに落ち着いて…

『国のない男」感想、いいと思った文章抜粋

(短い感想) テクノロジーの進化で本当に人は幸せになってるだろうか?ってのがよく自分が考える疑問なんだけど、ヴォネガットは明確にNOって言ってる気がする。 幸せってのは身近にあって失わないと気づかないんだよな。 •買い物に行ってからの文章 『電子…

2010年、ベスト本

あけましておめでとうございます。 今年も最高の一年にします!正月は、毎年読んだ本や見た映画などを記しているので今年もやります。 ただ、就活で忙しかった時期にきちんとメモをとっていなかったので最初の数ヶ月はメモってなかった!!ショック。。 メモ…

「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」感想。水嶋ヒロと才能について

橘玲さんの「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」を読んだ。相変わらずおもしろい!著者はシニカルに世の中を眺めつつ熱い気持ちを持っていて、読んでいて気持ちがよい。 僕は橘玲さんが大好きだ。彼の身も蓋もないところが好きだ。彼は世間の嘘を暴…

「永遠の0」感想、戦争と個人

信頼できる本読みである複数の友人からオススメをされていたので、買いました。 (ストーリー) 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた…。人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太…

「悪の教典」この本は狂ってるな

大好きな貴志祐介の「悪の教典」を読んだので感想を書きます。 とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。 とてもリーダビリティーが高く、あっという間に読み終わって…

『魔法使いの弟子たち』これはひどい

ある病院で発生した感染症により発症したほぼ全ての患者が死亡する。3人だけ生き残った人たちには特殊能力が備わって…というお話。 感想の前提として僕にとって井上夢人さんは大好きな作家で、岡嶋二人時代からほぼ全ての作品を読んでいる。井上作品では、オ…