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2010年、ベスト本

あけましておめでとうございます。

今年も最高の一年にします!正月は、毎年読んだ本や見た映画などを記しているので今年もやります。

ただ、就活で忙しかった時期にきちんとメモをとっていなかったので最初の数ヶ月はメモってなかった!!ショック。。

メモった分だけ数えて89冊です、今年は少なかったな。

 

今年の僕のノンフィクションベスト5冊は

1位:「トルコのもう一つの顔」、「漂流するトルコ(続トルコのもう一つの顔)」

めっちゃくちゃ面白い!!

これを読んでつまらない人がいるなら返金しても良い。

差別やら世界の現状やらを考えさせられる。

また、明らかに経済的に裕福な国に住む僕たちについても考えさせられる。

 

 

トルコのもう一つの顔 (中公新書)

トルコのもう一つの顔 (中公新書)

 
漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」

漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」

 

 

 

 

2位:「ゴールは偶然の産物ではない」

サッカーや経営に少しでも興味のある人間なら誰でも楽しめる本。あのバルセロナを復興させたコンサルタントのお話。めっちゃくちゃ面白いんでぜひ!

 

ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~

ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~

 

 

 

 

 

 

3位:「ストーリーとしての成長戦略」

めちゃくちゃ知的刺激に溢れた本。最高。就活生にも社会人にもオススメ!

 

 

 

 

 

4位:「希望を捨てる勇気」

日本の現状を知るのにとても良い本。日本の今後と自分の人生を考えさせられる。

 

 

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学

 

 

 

 

5位:「それでも、日本人は戦争を選んだ」

当時の日本の置かれた状況をマクロに理解できる。

同様に、「永遠の0」は当時の日本の置かれた状況下での個人をミクロに理解できる。

この二冊は必読。

 
 

 

それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)

それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)

 

 

 

 

5位:「切り取れ、あの祈る手を」

書を読み、文を書くことがいかに人の生活を変えてきたかがわかる異常に面白い本。今まで自分の持っていた常識を崩される感じが最高。

 

 

 

切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話

 

 

 

 

今年の僕のフィクションベスト5冊は

1位:「虐殺器官

とにかく最高。これを日本人の作家が書いたことに、そして夭折したことにガツンと衝撃を受けた。

 

 

虐殺器官〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

2位:「悪の教典

このミスでも一位になっていたので有名だと思うけど。サイコな話だから嫌いな人はだ一嫌いな話だと思う。おれはこういう悪が栄える話は大好き。

 

 

悪の教典 上・下巻セット 全2巻 (文春文庫)

悪の教典 上・下巻セット 全2巻 (文春文庫)

 

 

 

3位:「永遠の0

決して小説としては優れていないんだけど、戦争を考える時にこの本は必読。

 

 

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

 

 

 

4位:「幼年期の終わり

古典的SFの傑作。こんなに美しい小説も久しぶり。

 

 

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

 

 

 

5位:「ハーモニー」

虐殺器官」ほどではないが、伊藤計劃さんの伝えたいことが異常に伝わる作品。SFという思考実験の面白さが詰め込まれている。そしてとても虚無的である。

 

 

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

ベストを選んだ感想としては、思っていたよりもフィクションを読んでないってこと。はっきり言ってベスト5を選ぶことすら大変だった。ノンフィクションばっかり読むのはいいことなのかどうか。。

僕が今年読んだ本のテーマは

 

・貧困

・先進国と途上国

・差別とマイノリティ

・自意識

・むちゃくちゃな話

 

ってところですかね。

これが僕の持っている問題意識なら大事にしたい。

 

では以下読んだ月と本を全て書き出してみます。

 

2月(5冊)

さらば雑司ヶ谷

その科学が成功を決める

1000の小説とバックベアード

ゴールは偶然の産物ではない

 

この月では、「さらば雑司ヶ谷」「その科学が成功を決める」は読んで損はしない。

虐殺器官」は去年のおれの小説ベストかな。「ゴールは偶然の産物ではない」も傑作。

 

3月(2冊)

googleの正体

最底辺の10億人

 

「最底辺の10億人」は非常に良い本。読んでて嫌な気分になることうけあい。

 

4月(16冊)

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか

エデン

知らないと恥をかく世界の大問題

世界を変えるのに本当に必要なこと

他人と暮らす若者たち

のはなし1・2

百年予測

1984

張り込み姫

福沢諭吉 国を支えて国を頼らず上・下

インパラの朝

 

ブラスト公論」は凄く個人的に好きな本。自意識過剰な人間にオススメ。

カラシニコフ」はこれまた世界の辛い現実。

 

5月(4冊)

ダブルジョーカー

星新一1001話を作った人上・下

 

幼年期の終わりに」は古典的名作にして今読んでも当然めっちゃおもろい!

 

6月(8冊)

ハナシにならん!

勝つために戦え

20歳になるまでに知っておきたかったこと

希望を捨てる勇気

さよならペンギン

去年はいい年になるだろう

裸でも生きる

 

「希望を捨てる勇気」は日本の現状を知るのにとても良い本。

 

 

7月(9冊)

ラガド

Nova2

31歳ガン漂流記

バイバイブラックバード

 

カラマーゾフの兄弟」は新訳を読んだのですが、すっげーおもろいところとそうじゃない所の差が激しかった。

 

9月読書(11冊)

悪の教典上・下

競争と公平感

これからの「正義」の話をしよう

トーリーとしての成長戦略

始祖鳥記

それでも、日本人は戦争を選んだ

木曜日だった男

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

戦略PR

 

悪の教典」はおもろい。

「ストーリーとしての成長戦略」はめちゃくちゃ知的刺激に溢れた本。最高。

「それでも、日本人は戦争を選んだ」は当時の日本の置かれた状況をマクロに理解できる。

同様に、「永遠の0」は当時の日本の置かれた状況下での個人をミクロに理解できる。

この二冊は必読。

「残酷な世界で生き延びるたった一つの方法」もおもろい。

「木曜日だった男」は、これまた新訳なんだけど、あまりの事態に本をぶん投げそうになった。怪作。

 

10月(17冊)

D・T

野中公務 差別と権力

正しい保健体育

ハイコンセプト

人を動かす質問力

奇術師

明日の広告

ニューズウィーク経済超入門

M&A新世紀

モテれ

やってみたらこうなった

星を継ぐもの

自分らしいキャリアの作り方

就活廃止論

戦争の常識

ダイナー

 

「野中公務」はとても差別について考えさせられた。

犬は勘定に入れません」は大好きなコニーウィリスのどたばたコメディ。

 

11月(8冊)

ハッカーと画家

ドームズデイブック上・下

もしも高校野球のマネージャーがドラッカーを読んだら

数学的にありえない上・下

犬はどこだ

 

ハッカーと画家」はおもろいエッセイ。

「数学的にありえない」は読んでる間はむちゃくちゃ興奮するSF・ミステリー。

 

12月(9冊)

リスクの正体

リスクに背を向ける日本人

トルコのもう一つの顔

35歳までに読むキャリアの教科書

漂流するトルコ

資本主義と自由

切りとれ、あの祈る手を

ハーモニー

Born to run 走るために生まれた

 

なんといってもトルコ二部作。

「トルコのもう一つの顔」、「漂流するトルコ」はめっちゃくちゃ面白い!!

これを読んでつまらない人がいるなら返金しても良い。

差別やら世界の現状やらを考えさせられる。

また、明らかに経済的に裕福な国に住む僕たちについても考えさせられる。

「Born to run」は凄く刺激的。これもオススメ!

「切り取れ、あの祈る手を」は、書を読み、文を書くことがいかに人の生活を変えてきたかがわかる異常に面白い本。

「ハーモニー」は「虐殺器官」ほどではないが、非常に好み。

 

さて今年はどんなに興奮させてくれる本があるのか楽しみです!!