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MBA受験終了しました(受かったとは言っていない)

2018年10月から本腰を入れて進めてきたMBA受験を本日終えました。

単願で受けていた学校の面接が終わったので、あとは2週間程度結果を待つのみというステータスになりました。疲れ果てて眠いんだけど、何かを言葉にして残しておかないとっていう気持ちに駆られて今この文章をホテルで書いています。特に文章の構成を考えず思いつくままにまずは書いてみます。

 

1.ほんっっとーに疲れた

私費受験生あるあるだと思いますが、①会社の人に言えない②仕事は忙しい③友人と遊べない④趣味に時間を使えない⑤お金がどんどん減る⑥にも関わらず受かる可能性が上がってるのか下がってるのかわからない。というしんどさ。。これは経験した人にしかわからないストレスだと思います。

個人的には、①の会社関係の友人に何も言えなかったのが一番きつかったかなあ。

僕は言葉を重要にして生きてきたので、人に対して言えないこととか、嘘に近いことをいうのが嫌なので、当たり障りのないことばかり言っていてすごくストレスが溜まった。

幸い僕の場合は3ヶ月程度の期間だったので走り切れたが、これが1年だったらちょっと同じペースではできなかったかなと思っている。

 

2.で、面接どうだったのよ?

面接は事前にエッセイカウンセラーの方と模擬面接を3回していたので、比較的準備はしていったつもりだった。

が、、、、全然想定してた質問と違うことばかり聞かれたのにちょっと驚いた。

受け答え自体は、自分史上ほぼ最高の出来なので、これで落ちることがあるなら多分インタビューが原因ではないと思う。

 

3.振り返り

振り返ってみると、いくつかのブレイクスルーがあった気がしている。

1)週次の予定と振り返りの習慣

このおかげで生産性が上がった。結局人は計画を立てて、過去の行いを振り返って、ということを行わないと同じ間違いを繰り返すんだなと30過ぎてやっとわかりました。

2)志望校を絞って、分析して、戦略たてて、愚直に実行

当たり前のことなんだけど、僕はこれを徹底した。

社費の人はどこか受からなければいけない(というのがそもそもおかしいんだけど)ので、一旦除外します。
私費性の場合、①自分が行きたい大学の幅と、②自分が行きたい大学が欲しい学生の幅をめちゃくちゃシリアスに考えて志望校は極力少なくする方が良いと思う。

原則として、自分の時間・エネルギーという資源は限られている。
ここに、能力・バックグラウンドが同程度で同じ100の資源を持っている田中君と佐藤君がいたとする。
田中君は帝都大学に100の資源を投入し、佐藤君は帝都大学・四国大学蝦夷大学・裏日本大学・砂漠大学に20の資源を投入している。

どちらが帝都大学に受かると思うって?そりゃ田中君の方が受かる確率高いでしょ。っていうだけなんだけど結構こう考える人は少ないみたい。

 

3)自分の頭で考える

かなりの時間を投入する、自分の人生の大事な決断なのだから、自分で考えて自分で納得して決断をした方が良いと思ってる。僕は、受験校を絞って受かる確率を上げるべきだと思ったし、塾にお金・時間を投入するより自分自身の勉強時間を長くするべきだと思った。TOEFL・GMATの点数を10%ずつ挙げて第3ラウンドで出すより、点が少し低くても第2ラウンドで出せば過去の経験知的に勝てると思って行動に移した。

以下は、MBA受験ビジネスで鴨にされる人へのディスです。僕も人材に関わる仕事を少ししたことがあるので、痛いほどわかるんだけど。大原則として以下のことは頭に入れておいた方が良いと思う。

①エッセイカウンセラーも塾も、あなたが多くの学校を受ければ受けるほど儲かる

②あなたが自学自習ではとても無理だと思って多くの授業を受けてくれた方が儲かる

③一部の超優秀層が合格実績を上げて、残りの95%の人は受かろうが落ちようがお金をいっぱい落としてくれればよい

志としてMBA受験生を合格させることに命を懸けている人がいるかもしれませんが、そういう話とは全く関係がないビジネスの構造の話です。カウンセラーや塾に頼りきりになることがいかにリスキーかわかると思います。今後MBA受験を考慮される方は、まずは自分の頭で考えることをおすすめします。

 

4.これからどうするのか?

既にやるべきことはやり切ったので、とりあえず読みたかった本を読もうかなと思っている。あと、「ボヘミアン・ラブソディ」を見たい。

美味しいもの食べたい。あと、お金の算段をしなければいけないので、誰にいくら借りられるかを考える。。というか正直親以外にいないのだが。。

結構やり切った感があるので、合否に関わらず、自分をほめてあげたい。よく頑張ったな。