Global Healthの世界で働く経営コンサルタント

Global Healthの世界で活躍する

酔っぱらって帰って来たのでつれづれと。

インドに来て3ヶ月がたった。
ほんとーに一瞬だった。めっちゃくちゃ密度の濃い毎日と、気がつけば過ぎていく日々。自分は何のためにここにいて、なんで働いてるのか。そんなこと、正直考えてない。単に毎日忙しくて、同僚は素敵で、先輩もかっこ良くて、それだけで満足な3ヶ月だった。

3ヶ月経って何か自分に変化があったか?と言われると正直あんまないかもしんない。生活に落ち着きは出て来たけど、まだまだ毎日やらなきゃいけない仕事は死ぬほどあるし、やりたいこともある。インドの観光も全然できてないし、読みたい本も死ぬほどある。
自分が3ヶ月前よりできるようになったとも思わない。

ただ、あえて3ヶ月で何かが変わったと言えるとすれば、、

多分ね、前より少しだけ正直になった。
やりたいことはやりたいし、そうじゃないことはそうじゃない。
それを前面に押し出すかどうかは別としても、自覚はできるようになったかな。

あと、なんつーか、人との距離感がとても心地が良い。
一緒に住んでる同僚とは、今までほとんどしゃべったことがないようなことも赤裸々に話してる。お互い出張前だろうが、だいじな仕事前だろうが、一杯のビールを飲んだら止まらないから、飲みだしたら話が止まらない止まらない。
こんだけまじめに、互いの考えをぶつけ合うって実はこの家を3年ごとかに出たらもうないのかもしれない。
そう言う意味では、オレはこういう、正直に本当に正直に思ってることを話せる人と一生生きてくのかもね。

仕事に関しても、また今まで働いたことない先輩と働く機会をもらった。
正直めっちゃしんどい。けっして凄く効率が良い働き方をする方ではないけど、彼の仕事に対する哲学や方法論は盗めるとこは盗もうと思う。

 

総じて、今年も数ヶ月、一瞬で終わるんだろうな。
途上国だし、テロも身近だし(この前ジャカルタ出張でテロが起きた1km先に泊まってた)、おれはいつ死ぬかもわかんないけど、日本で成長がなくゆるやかに死を待つより(と思いながら生きてくより)この、何が起こるかわからないし、なにか起こるのかもわからないこの国で生きてくことをオレは選ぶ。

 

酔っぱらって何かを書こうとするとこうなるね。

あけましておめでとうございます。

気づけば一ヶ月以上ブログ書いてませんでした。

 

この間にあったこと。

・弟が来印。二人で国内旅行に行くも二人とも体調不良に。なにげに弟と旅行行くのは初めてだった。

・プロジェクトが2個終了。プロジェクト単位で働くことに少しずつ慣れて来た。

・初の日本帰国。これは本当におもろかった。既に自分は「外国人の目線」を持ちながら「自分の国」を見れるようになって来たんだなと思った。

・上司がいない中で1週間働く。う〜ん、チームマネジメント難しい。端的に言って僕は同僚から好かれてるし、ある種なめられてる。

・周りの人たちが軒並み体調不良に。多分、インドが暖かくなって来たことと関係しているんだろう。しかし酷い。

 

今日明日、時間とって一本書いてみよう。

『ワセダ三畳青春期』 大人になるってことは自分以外の人・モノの為に生きることかもって思った。

大好きな高野秀行さんの作品。
彼の所属していた、早稲田大学探検学部というのは本当に凄いところで、アマゾンから中東からアジアのアヘン地帯からとにかく世の中の秘境を探してそこに訪ねるという冒険家の集まりなのだ。その中でも、高野さんは多分ずっとその世界にいたかった人なんだと思う。学生という特になんの責任もない身分で、世の中の秘境をまわって生きる。そしてそれ以外の日々はおまけっていう。

この本は、そんな彼の22〜33歳まで三畳1.2万円の集合住宅で暮らした青春時代を書いた本。こんなことが本当にあったのかと思われるようなエピソード満載で、エッセーとしても面白いんだけど、個人的にはやっぱり青春期の旅立ちが描かれる最後が好きです。彼の場合は、33歳で女の人を好きになっちゃって、ワセダよりもだいじなものが現れて、彼女と過ごすために家を出る。
僕はこれは、彼があれだけなりたくなかった”大人”になった瞬間だと思う。
”大人”になるってことは別に就職することでも、世間の常識に従うことでもなくて、本当は自分以外の誰かとか自分以外の何かのために、生きていこうってそれまでのコンフォオートゾーンを出ること何じゃないのかなって思いました。
オレにもそんな日が訪れるのかなあ?まったく想像もつきません。
兄に子供ができたっていうのも何か凄く感慨深い一日だった。来年のお盆は日本経由でアメリカ行こうかな。

 

 

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

ワセダ三畳青春記 (集英社文庫)

 

 

インターン生に捧ぐ。大好きな後輩の将来を憂いつつ、大化けしてほしいとも思う。

インターン生が1ヶ月来ていた。僕の家に住んでいた。
いわゆる同居だ。凄く手のかかる子だったけど楽しかった。

彼と一ヶ月いて勝手にメンターとして色々話を聞いて痛感したことがある。人は中々変わらないし、人に影響を与えることは本当に難しい。でも、伝えたいことは伝えるってこと。それが今伝わらなくても5年後ひょっとしたら思い出してもらえるかもしれない。

僕が彼に伝えたかったのは、何かに本気で接するってこと。

彼の場合は、小手先の器用さがにじみ出てて爆発力とか根を詰めるところがないのがちょっと不満だった。頭もいいし人当たりもいいけど、本気でやるってことをやって来てない人特有の雰囲気。
もちろん、それでも仕事はできるようになると思う。でも、どっかで自分が自分の仕事のレベルやクオリティや仕事への態度に気づかないと大物にはならんと思う。
(まあ大物になんかなりたいのかどうかも知らないけど)

多分、僕も含めて多くの人が多くのアドバイスを彼にして、多分その5%も彼には残ってないと思うんだけど、それでもいいんだと思う。
僕たち先輩ができるのは、きちんと大人として伝えるべきことを伝えることだし、それは今すぐに分かってもらわなくても良いんだって思うから。

 

若くて将来のある彼の未来が素晴らしいものでありますように。

 

人はなんだかんだ、所属をしたい生き物ってこと。

今の会社で働く前に、1.5年くらいフリーランスで働いていた。

凄く自由だった。やりたくない仕事はやらないし、行きたくないとこは行かない。

でも、どこにも所属してないってなんか気持ち悪くて心細かった。自分は一人で生きていけるって思ってたけど実際はやっぱ誰かとのつながりがないとしんどいんだなって思った。

1.5年ぶりに会社組織に所属してて、とても心地が良い。同じ会社にいて、同じプロジェクトをやるっていうことで仲良くなれる人がいて、ある種、大きなもの(会社)に所属して守ってもらっているという感覚もある。

フリーランスと会社組織に属する人間という2種類の働き方を通して、どちらも善し悪しも分かって、結果的に今僕は組織に属することを選んだ。自覚的に選んだものなので、「なんか組織ってめんどい」みたいな気持ちにはなりづらくていいかも。

海外で働いてびっくりしたこと。同僚との関係が近い。

僕は今日本企業のインド法人で働いているんですが、これ結構びっくりしました。

とにかく、日本人の同僚との関係性が近い。頻繁にご飯食べにいくし、休日も暇なら一緒に遊んだりする。で、とにかく色々話す。
これは結構日本で働くのと感覚が違うかも。
どうしても、みんな異国にいるし、結婚してても単身赴任で来てる人も多いから、やっぱご飯とか寂しい。で、母国語で話したいっていうのもある。
結果的に日本人が集まってよくご飯を食べにいくことが多い。
これは、”戦友感”の醸成という意味では良いと思う。

ただ、一方でせっかくインドにいるんだからもっとこっちの友達作りたいなあって言う思いもある。ので、何か習い事でも始めてみようかしら。
ヨガとかサッカーとか空手とか、サーフィンもやりたいけどこの州では無理だな。

インドで就職して2ヶ月が経とうとしてます。

毎日仕事は忙しくて楽しくて、あんまりインドにいるっていう特別感はありません。

年末年始も日本には帰らないので、初めて(?)忘年会の入らない年末を過ごしています。日本のみんなに会えないのは寂しいなあという気持ちはありつつ、たまにはこういうのも良いかなって感じ。

この2、3日はクリスマスということで会社が休みだったのでまさかの4連休で見事に風邪を引きました。

この2ヶ月いろんなことに気を使って、仕事も私生活も120%頑張ってたつけが出たのか、高熱と全身のけだるさで一日中寝てました。

 

日本にいる親と電話で話すと、凄く楽しそうに日常を過ごしてて、あ〜もう彼らの家に戻って一緒に暮らすことはないんだろうなあって思って少し寂しくなりました。

風邪で気持ちが弱ってたのもあって、異国で一人の自分、っていうのも考えました。

で、思ったのは、僕はやりたいことがあって今インドに来てて、ここで結果を出していけてるコンサルタントになるんだってこと。英語で仕事ができる経営コンサル。んで、その後には、またアフリカとか中東でも働いてみたい。本も書きたい。そんなチャンスの為におれはここにいるんだなと。チャンスをもらえたことに感謝しつつ、遠い先の未来のことも頭の片隅に起きつつ、まずは目の前の仕事で毎回結果を出そう。

 

取り留めないですが、この前こちらで健康診断に行きました。
Medical Tourismで有名なインドですが、行った病院はインド一の病院。
もちろん、健康診断くらいはさくさく進むんですが、やっぱ日本の病院のほうが主に持っている機械のレベルでは進んでいると痛感しました。
人生初の胃カメラをインドでやったところ、全身麻酔で行い、これも日本では行なわないらしいので、まあ違いがあるってこういうことかと思ってます。