これは確かにすごい本だ。ある友人から紹介されたんだけど、正直一度読んだことがあったのであまり期待せずに読んだ。
読んでるうちに、自分が働いてきた2年半がすごく頭に浮かんできた。
自分が「箱」に入ってたから、一年目の上司のことを必要以上に悪く捉えていなかったか?そして今は?自己欺瞞っていう恐ろしい病は「自分は悪くない!」と思わせてくれるからとてもこわい。初めての上司に指摘されていたことはまさにこれだ。客観的な状況はともかく、自分が「相手が悪い」とか「環境のせいで」って考えちゃったら、絶対に成長できないし、同じ失敗を繰り返す。どこにいても。
会社の先輩がまさにいま「箱」に入っている。とにかく自分を守って、他人が悪いと、だから自分は活躍できない。これってまさに1年目の俺だし、「箱」に入っている状態だ。「箱」に入っていることを自覚することはとてもむずかしい。知識があっても。そういう人に僕は何をできるんだろう??
- 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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