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「クロニクル」と「インビクタス 負けざる者たち」を見て。力を持った人間がすべきこと

元日の夜中に「クロニクル」を見た。一昨日は「インビクタス」見た。

 

「クロニクル」➖感想➖

 

主人公のアンドリューはもともといじめられっ子&複雑な家庭環境という絵に描いたような陰な人間。そんな人間が超能力という”絶対的な強い力”を持ったので、今まで自分を傷つけていた周りの人間を傷つけてしまう。

 

 

クロニクル (字幕版)

クロニクル (字幕版)

 

 

 

僕はこの映画を見て、つい最近見た「インビクタス」を思い出した。

インビクタス 負けざる者たち」冒頭で、大統領になったマンデラが大統領官邸に行くと多くの白人が仕事場から私物を持ちだして辞める準備をしているのを目撃する。白人たちは今まで迫害していた黒人の大統領が誕生したので自分たちの職がなくなると考えている。多くの黒人たちもそのような報復行為を行うことを望んでいた。しかし、大統領という”絶対的な力”を持ったマンデラは、彼らをForgive”赦す”。憎しみに対して憎しみで答えるのではなく、憎しみに対して赦しで対向する。そうして、憎しみにまみれていた南アフリカを希望にあふれた”虹の国”にしていく。

 

マンデラを27年にも及ぶ獄中生活で勇気づけた詩であるInvictusにはこう書いてある。

 

I am the master of my fate:

I am the captain of my soul.


自分がどうやって生きていくかは自分が決めることなんだ。と2つの映画を見て元日に考えさせられました。