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「バケモノの子」感想 渋谷よりもバケモノ世界の方が幸せそう

弟と見てきました。

バケモノの子

細田守監督作品は基本的に劇場で見ようと思っていたのですが、今作は驚くほど興味がありませんでした。トップに載せたこの写真も「?」って感じでしたし。

で、見た上で感想ですが。。

 

「第六感をなめたらいかんなあ」です。

正直、今までの彼の作品の中で一番面白くなかった。

 

テーマ性はわかりやすいし、決してつまらないわけじゃないんだけど、

後半にかけてどうも尻すぼみな感じで。。

 

弟と話したり、Twitterで検索してたりした結果、僕なりに出した結論は、

「細田監督は老若男女に受ける国民的映画監督の座を引き継ぐつもりなんだな」

というものです。

 

今までの細田守監督作品はどちらかというと、「わかる人向け」「映画好き向け」「アニメオタク向け」とといった側面があったかと思います。

それは、「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」もそうだし、「時をかける少女」「サマーウォーズ」もそうだったと思います。

 

しかし、今作は掛け値無しに「映画は年に2本しか見ない人」「デートのときしか見ない」「小学生〜中学生」という所をターゲットにした映画に感じられました。

どこら編でそれを感じられたかというと、客層やTwitterの感想の出所がそういう層の人が多かった事。描写的にも、とても説明的なセリフが多い事、展開がとても予定調和的である事、などからそのように感じました。

 

昔、たしか有吉さんが「売れるという事はバカに見つかるという事」と語っていました。

マスに受ける・大衆に売れることと作家性を保ちやりたい事をやる、この2つの軸を両立させるのは本当に難しい事なんだろうなと感じます。

 

取り留めないですが以上。

 

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